ルート66アトラクションと歴史のある町 リッチフィールド Litchfield, IL

イリノイ州のルート66タウン・リッチフィールド

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イリノイ州南部、スプリングフィールドからセントルイスの間にあるこのエリア最大の町がリッチフィールドです。最大と言っても人口は1万人あまりです。町が設立されたのは1849年、最初は “Hardinsburg” という名前でしたが、そのあと町を買った会社 Litchfield Town Company にちなみ、1855年に ”Litchfield” と改名されました。インターステートI-55から近い小さな市街地に、いくつものルート66アトラクションを見ることができる町です。

Sky View Drive-In

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街中の北端にあるドライブインシアター「Sky view drive-in」です。ルート66に数少ないながらも存在する、営業中のドライブインシアターの一つで、イリノイ州のルート66ではここが唯一の営業中のドライブインシアターだそうです。

このシアターが開業したのは1950年、それから60年以上経ちオーナーも変わりましたが、ほとんどのドライブインシアターが閉店する中、営業を続けています。近年は1980年に買い取ったNorman & Del Paulさん夫妻によって季節営業を続けてきましたが、2016年に新しいオーナーとなったPastro Properties Incによって、4月上旬からハロウィンまで、毎週金曜・土曜を基本として営業することになったようです。
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大きなスクリーンの前には駐車スペースが広がり、車の駐車位置を仕切る柵があります。訪問した日は非営業日で他に人影もなく閑散としていましたが、看板もきれいにされていました。売店もちゃんとあって、ポップコーンやペプシなど、映画鑑賞定番メニューが購入できるようです。

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ルート66マガジン2016夏号には、ドライブインシアター業界を盛り上げたいとのコメントも掲載されていましたので、これからの展開に期待が持てるところです。

Sky view drive-inでは、毎週メジャーな作品を上映しています。もし週末にリッチフィールドに泊まるスケジュールを組むのでしたら、ぜひ映画を見に行ってください。

公式Web: Sky View Drive-In
Facebook: Sky View Drive-in Litchfield

Sky View Drive-Inの住所: 1500 N Old Route 66 N Litchfield, IL 62056

The Ariston cafe

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1924年にPete Adamさんが開業した、ルート66で最も古いレストランの一つです。当初は現在のイリノイ州4号線の通るCarlinvilleにありまたが、ルート66の移設に伴って、1929年にここLitchfieldへ移ってきました。現在の地にきたのは1935年、以来70年近くも営業を続けています。店のオーナーは開業以来代々Adam家であり、いまのオーナーのNickさんと妻のDemiさんは1966年から、息子のPaulさんと妻のJoyさんは3代目で2004年から経営に参画しているそうです。

カフェと店名についていますがしっかりディナーも食べられるアメリカン料理のレストランです。リッチフィールドにはファストフード以外のレストランは多くはなく、もしランチか夕食をこの町で食べるならお立ち寄りください。

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店の正面には、ルート66サインもあります。イリノイ州には多数のルート66サインがあります。他の州より全体的に新しいサインが多い印象です。ルート66が現役のときにはサインなどなかったことを考えると、新しいのは当然ではあるのですが、きれいなサインが各地にあります。

公式Web: The Ariston Cafe
The Ariston Cafeの住所: 413 Old Route 66 N Litchfield, IL 62056

Litchfield Museum & Route 66 Welcome Center

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2012年にオープンした、Ariston cafeのすぐ近くにある、ルート66とリッチフィールドの町の資料館です。多くの写真のパネル展示が中心です。お土産の販売はありませんが、この町とルート66の関わり、産業の歴史を知ることができます。鉱山や石油といった地下資源や農業だけではなく、この町発の企業も紹介されています。リッチフィールドに限らず、イリノイ州では他の州によくある寂れた都市とは違い、新しい産業が起きている町も多くあります。商店やレストラン、ミュージアムも多くあります。

ミュージアムの入口に立つ “Gas for Less” 看板はかつてSuhling’s gas station というガスステーションにあった看板です。ミュージアムのシンボルとなるべく、40年以上の時を超えて2013年にこの場所に再建されました。Route 66 Newsの記事でも紹介されました。

Route 66 Welcome Center公式Web: Litchfield Museum & Route 66 Welcome Center
Facebook: Litchfield Museum & Route 66 Welcome Center
Route 66 Welcome Centerの住所: Old Route 66 N Litchfield, IL 62056

Belvidere Motel & cafe

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welcome centerから数ブロック南にある赤い建物がBelvidere cafeであった建物です。1929年にVincenzo & Albina夫妻がガスステーションを開業、1936年にはモーテルとカフェを始めました。1950年代には子の代の、Lester & Edith Kranich夫妻がリニューアルしました。インターステートの開通の影響により、70年代にガスステーションは閉店しますが、引退するまでモーテルとカフェは続けました。

いまではモーテルは貸倉庫になっていて、このカフェの建物も最近まで使われていたようですが、壁面の文字もかすれてロープも張ってあって、見たところは廃墟化してきていました。

National Park Serviceのページ: Belvidere Café, Motel, and Gas Station

リッチフィールドへの行きかた

この地域のルート66推奨コースは1930年までのルート、イリノイ州4号線の方になりますが、リッチフィールドは新ルートのインターステートI-55沿いにあっても訪れる価値のある町です。小さな町の割にはモーテルやファストフード、ガスステーションもいくつもあり、ホームセンターまであって泊まるのにもちょうどいい大きさの町です。

東向きならセントルイス、西向きならスプリングフィールドからそれぞれおよそ1時間です。最寄りの出口はインターステートI-55のEXIT52になりますが、イリノイ州4号線から来るならGillespieから16号線、東向きにマウント・オリーブ方面から来るならオールドルート66を使ってもすぐ着きます。

EZ 66 GUIDE掲載ページ: IL page-23

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ルート66アトラクションと歴史のある町 リッチフィールド Litchfield, IL への5件のフィードバック

  1. ピンバック: イリノイ州南部I-55沿いの町 リビングストンからマウント・オリーブ Mt. Olive to Livingstone, IL | ルート66と旅の記録

  2. ピンバック: 1930年までのルート66・イリノイ4号線の旅 | ルート66と旅の記録

  3. ピンバック: ルート66ドライブインシアターめぐり | ルート66と旅の記録

  4. ピンバック: ルート66の最新情報と歴史を読める「ルート66マガジン」 | ルート66と旅の記録

  5. ピンバック: ルート66旅行の食事情 | ルート66と旅の記録

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